ラズベリーパイとMac間で、簡単にファイルのやりとりを行う方法を解説します。

ラズベリーパイ側の準備

SSH機能の有効かどうか確認します。有効になっていない場合、有効にします。

デスクトップを使用する場合

ラズパイアイコン → Preferences → Raspberry Pi Configuration の順にクリックします。

設定画面が開きますので、Interfacesをクリックします。

SSHの項目のトグルスイッチが右側になって有効になっているのを確認します。そうでない場合はクリックして有効化します。確認 or 有効化が終わったら、OKボタンをクリックします。

 

ターミナルを使用する場合

以下のコマンドを実行します。

$ sudo raspi-config

設定画面(Raspberry Pi Software Configuration Tool)が開きます。

マウスは使えません! キーボードの↓キーを押して3 Interface Optionsまで移動します。

Enterキーを押すと以下の画面になりますので、↓キーを押して I2 SSHに移動します。

再度Enterキーを押しましょう。SSHを有効化するか聞かれますので、<Yes>にカーソルが合っているのを確認します。

再度Enterキーを押すと、以下のようにSSHが有効されたとの表示になります。

Enterキーを押すと設定画面のトップに戻りますので、↓キーと→キーで 右下の<Finish>まで移動し、Enterキーを押します。Escキーを押して終了することもできます。

 

Mac側の準備

FileZillaのインストール

https://filezilla-project.org/download.php?type=client アクセスし、インストーラーをダウンロードボタンをクリックします。

3種類の中から選択する画面が開きますので、1番左のDownloadボタンをクリックします。

 

FileZillaの使い方

FIleZillaを最初に起動すると確認メッセージが表示されるので、OKボタンをクリックして閉じておきます。

上部にラズパイの接続情報を入力する部分がありますので、以下の4つを入力し、Quickconnectボタンをクリックします。

Host raspberrypi.local   もしくは 192.168.0.111 などのIPアドレス
Username pi もしくは OSインストール時に指定したもの
Password ラズパイに指定したパスワード
Port 22

パスワードを保存するか聞かれますので、する場合は Save passwordsを選択し、しない場合は Do not save passwords を選択してOKボタンをクリックします。

初回接続時はホストキーの確認画面が表示されますので、そのままOKボタンをクリックします。

ラズパイに接続すると以下のような画面になります。左がMac、右がラズパイです。ファイルのコピーや移動はドラッグ&ドロップでできます。

 

おわりに

ラズパイで撮影したカメラ画像や動画をMacにコピーしたり、Mac上で慣れたテキストエディターで作成したプログラムをラズパイにコピーする際に便利なので、ぜひ使ってみてくださいね😊

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